霧ケ峰自然保護センター入館者・４年連続２万人突破!!

諏訪市郊外にある県霧ケ峰自然保護センターの今年度の入館者数が、４年連続で２万人を突破した。ガソリン高という逆風もあり、４―９月の霧ケ峰高原の延べ利用者が前年同期比６．２％減となる中での達成。インターネットでの情報発信などが利用者増につながったとみている。同センターは１５日に今季の通常業務を終了。来年１―３月は土日、祝日のみ開館する。


今シーズンは４月１５日に開館し、入館者数は今月４日時点で延べ２万４２０人となった。月別では、ニッコウキスゲの７月が最多の６５５２人、次いで８月が６３１１人。学校をはじめとする団体利用が１０月末時点で３４３８人と、昨季には及ばないものの、２００５、０６年度並みの利用を記録した。
　同センターは、ホームページやメールマガジン、ブログで自然情報を随時発信した効果が大きいと分析。ガイドウオークや小学生対象の自然体験プログラム、センターを拠点に活動するパークボランティアによる作品展「センターミニミュージアム」も好評だったという。
　今季は、子どもたちに霧ケ峰の自然や歴史、課題を総合的に学んでもらう「霧ケ峰の草原プログラム」、八島、車山ビジターセンターと合同のインタープリター（自然解説者）発掘に向けたツアーなど新たな試みも実施した。

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